これまで何度か引っ越ししましたが、家具は新しいものもあれば、結婚当初からの古いものもあります。
「長男が産まれたころから約27年間もの時間をともに過ごしてきた食器棚」を買い替えるかどうかで、迷っていました。ポンポンと叩いてみると、構造自体は特に劣化していません。少し時間ができたこともあり、妻のらき子さんと大物“食器棚”の塗り替えを決意します。
この棚はこれまでの27年間、食料、お皿、お酒、いろんなものを収納して、家族を支えてくれました。
色を塗り替えて、生まれ変わっても支えてくれることに感謝しています。
準備品
まずは、頭の中でなにが必要かをイメージしてから、近くのホームセンターに買い出しに行きます。
粗削りのための紙やすり(ロールタイプ、#200)、紙やすりを固定する器具(1000円ちょっと)、ペンキ(アーチスカイ、水性、1L、1520円)、刷毛(100円、3本)、リメイクシート(100円ショップで5枚)。

購入した時点で、あとには引き返せません!
作業開始
①扉、棚など全てを外します。
②塗装する部分の表面をやすりで削ります。ペンキがよく乗るように全ての面を削ります。

③ガラスの部分などを目張りします。

④いざペイント開始です。薄く一通りペイントして、乾燥させます。この段階ではムラがあっても大丈夫です。

⑤乾燥したら、2回目をペイントします。塗りムラのないように丁寧に塗ります。
⑥目張りを外して、背面にはリメイクシートを貼ります、
⑦棚と扉を戻します。キレイな食器棚に変身しました!!滑車の部分のペンキを削って、完成です。


感想
2人で8時間くらいの時間がかかりました。ペイント自体は2人ともほとんど経験はなく、不安もありましたが、完成したものをみて、意外にうまく行ったと自負しています。ペンキは1Lでちょうどなくなりました。かわいい感じに仕上がってとても満足しています!
空間が少し変わるだけで気分が上がってきました!
以前、住宅のモデルハウスを見学したときにも感じたことでした。
この棚は、祝いの席の盃も、静かな夜のグラスも、長いあいだ受け止めてきました。
木の色は変わっても、そこに重ねた時間までは消えません。むしろ、新しい色をまとうことで、これからの時間をまた受け入れる準備が整ったようにも感じます。物にも縁があり、縁には手をかけることで続いていくものがある。そんなことを思いながら、塗り替えた棚にそっとグラスを戻しました。

