年の瀬に、ローストビーフを仕込む

お酒 と 思索

12月も終わりに近づき、寒い日と暖かい日が交互に訪れる、少し落ち着かない季節になりました。
年末になると、なぜか毎年ローストビーフを作りたくなります。

ロンドンに住んでいた頃、イギリス料理の定番であるローストビーフにすっかりはまりました。
ヨーロッパの赤身中心の牛肉は、ローストビーフにとてもよく合います。

数年前、試しに和牛でローストビーフを作ったところ、これはこれで別の意味での美味しさがあり、強く印象に残りました。
昨日、近くの農産物直売所で和牛のブロック肉を見つけ、自然と料理への意欲が湧いてきました

塩コショウ、ニンニクをまぶして

12月30日
大晦日に、帰省してくる子どもたちと一緒に食べようと、少し張り切って仕込みを始めます。

レシピは Cookpad の
「ローストビーフ ~ディナーにどうぞ~」 を参考にしました。

下準備から焼き上げまで

① 今回は800gのイチボ肉を購入しました。
塩・胡椒をまぶし、チューブにんにくを表面によくすり込みます。
ブロック肉は味が入りにくいため、この状態で20分以上休ませます。

② その間にオーブンを180℃に予熱します。

③ フライパンにサラダ油を少量ひき、強火で肉の表面を6面すべて焼き付けます。
この段階ですでに、かなり美味しそうです

④ 焼き色をつけた肉をオーブンへ
180℃で15分、その後は予熱で10分ほど火を入れます
小さめのブロック肉なら、焼き後の予熱時間は5分程度で十分です

ソース作り

⑤ ソースは以下を混ぜ合わせます

  • 醤油 100mL
  • 赤ワイン 50mL
  • 玉ねぎ 1個(みじん切り)
  • ゆず汁 大さじ2
  • パセリ 少々

肉を漬け込むため、やや多めの分量にしています
肉がぴったり収まる容器があれば、すべて半量でも問題ありません

赤ワインの代わりにシェリー酒を使うと、少し欧風の雰囲気になります

仕上げと保存

⑥ オーブンから取り出した肉を、常温で10分ほど休ませます
粗熱が取れたらソースに漬け込み、冷蔵庫で3時間ほど寝かせます

⑦ ソースを鍋に移し、焼いたときに出た肉汁も加えて1分ほど沸騰させます
粗熱が取れたら冷蔵庫に

⑧ 冷蔵庫で3時間寝かせた肉は薄切りにして、再度冷蔵庫へ
カットは肉の筋線維と垂直方向に

大晦日の朝の、ちょっとした楽しみ

付け合わせは本来ホースラディッシュですが、今回はワサビで代用しました
和風の味付けとなり、これが意外によく合います

31日の朝、早起きした次男と二人で、前日に仕込んだローストビーフを「味見」と称して少しだけいただきました
たまにしか会えない次男との、ささやかな秘密の時間です

……美味しい。

帰省した子供たちといただきました!

大晦日の食卓には、常温のままのローストビーフと、軽く炙って脂を柔らかくしたものの両方を並べました。
帰省した子どもたちも含め、家族全員でゆっくり味わいました

年末のご馳走に、これ以上ない一皿でした。

※なお、⑤のソースはやや濃いめです
漬け込み用としてはこの分量がちょうど良いですが、かけるだけなら半量で十分だと思います

冬の寒い日は、豚肉の鍋料理もお勧めです
👉 豚バラ肉の雪見鍋

「日本酒、純米酒、美味しいお酒」はこちら

ローストビーフは、赤身を使うのか、霜降りの和牛を使うのかで全く異なる料理になります。英国のオリジナル料理は赤身肉が主流です。肉汁を塩コショウでシンプルに味付けしたタレに、ホースラディッシュでいただきます。日本でも赤身を使うことが多いですが、美味しい霜降り肉を使うと冷めた美味しい脂が口の中でジワリを美味しく変わっていく感覚を味わえます。ホースラディッシュの代わりにワサビも合います。

欧風料理と日本の料理の合流を考察し、飲み物もワインに決め打ちせずに、和牛のローストビーフには、ウイスキーや焼酎のロック~水割りが合います。ペアリングを考えるのも楽しいひと時です!

\ 最新情報をチェック /

PAGE TOP