日向夏の害虫対策|家庭菜園で育てる西内小夏の苦難と実体験メモ

お酒 と 思索

日向夏の苦難 ~害虫対策~

庭作りの一環として、柑橘果樹の栽培をしています。と言っても、タヒチライム、日向夏、レモンの樹が1本ずつ庭に植わっているだけですが。
👉 ライムの花を眺めながら ~コロナ禍の春と、柑橘の耐寒性について~

農家の方の話では、柑橘系の果物を育てるのは難易度が高いそうです
数種類以上の農薬で、頻繁に害虫駆除をする必要があるとのこと

一方で、無農薬でレモンやみかんを育てる方法について書かれた本も多数出版されており、そのうち数冊を読みました
どの本も、失敗に失敗を重ね、ようやく少しだけ成功している、という内容が多かった印象です

我が家には高さ60cmほどの日向夏の木があります
品種は西内小夏で、実は小ぶりですが、種が少ないタイプです

収穫の時期と味の違い

小さな木ですが、あまり大きくなっても困るため、木の体力はあまり考慮せず、2020年の春には5個の実を収穫しました

  • 2月下旬:2個
  • 3月上旬:3個

2月収穫分はとても酸っぱく、やや残念な味でしたが、
3月収穫分は驚くほど甘く、とても美味しく感じました

収穫時期が2週間違うだけで、これほど味が変わるとは驚きです。
南九州では、日向夏の収穫は3月まで待つのが良さそうです。

害虫の存在に気づく

3月後半になると新しい葉が芽生えます
葉の色はまだ薄いものの、元気に育っているように見えました

久しぶりにじっくり観察してみると、
アゲハチョウの卵はこまめに除去していたつもりでしたが、大きめの幼虫が3匹もいました

さらに、ハモグリガの幼虫(エカキムシ)も発見
「放置していてごめんね…」と、日向夏(西内小夏)に申し訳なくなりました。

エカキムシは黄色がお好み?

ハモグリガの幼虫は、柑橘の葉肉内を潜り、不規則な模様を描きます
老熟幼虫で約4mm、淡黄色です

宮崎県では、4月から10月頃まで活動するとされています

同じく葉の害虫であるハモグリバエは、
黄色い葉(新しい葉)に引き寄せられることが知られています。

我が家のレモンの葉は、新芽の頃は茶色で、成長すると濃い緑になります
茶色の時期には、あまりエカキムシの被害がありません

この性質を利用できないかと考えています

色を利用した害虫対策の可能性

色といえば、青色LEDでハモグリバエの蛹・卵・幼虫が駆除できる可能性が指摘されています。

黄色の補色は青色なので、
「保護色として黄色に引き寄せられ、青色は敬遠されるのではないか」
と想像しています

新緑を早く育てる工夫

硬く成長した葉には、ハモグリガの幼虫は寄りつきません
そのため、春一番の新緑をなるべく早く成長させるようにしています

春一番の新緑の頃には、まだハモグリガの発生が少ないため、

  • 冬場の剪定をしっかり行う
  • 新芽を多く出させる

という対策を取っています。

ハダニへの対策

夏場になると、ハダニが発生します
幼虫・成虫ともに葉や緑枝に寄生し、吸汁することで葉緑素が破壊され、葉が白っぽくなります

1年で10世代以上も繰り返すとされ、一度増えると爆発的に増殖します

白い紙で怪しい葉を挟んでこすると、
ハダニがいる場合、オレンジ色のつぶれた液が確認できます

薬剤を使わないハダニ対策

ハダニ対策として、
ジェット水流で葉を洗い流す方法が非常に効果的でした

  • 葉の表裏
  • 枝の付け根
  • 雨が当たりにくい場所

を中心に、いろいろな方向から水を当てます。

牛乳や「無農薬」を謳った薬剤よりも、
はるかに効果を感じました

2019年以降の夏は、この方法で乗り切りました

冬場の対策(マシン油乳剤)

冬は休眠期のため、ハダニがいなくなったように見えますが、
卵の状態で越冬している可能性が高いです。

春を迎える前に、マシン油乳剤で対策するのが一般的とされています。

我が家は素人栽培なので農薬はほとんど使いませんが、
このマシン油乳剤だけは、毎年実施しています(1月上旬に)

害虫対策リスト(家庭菜園向け)

自宅で趣味として柑橘を育てる方へ、簡単なまとめです。

  • アゲハチョウの幼虫:
     見つけ次第除去。週に数回観察。
     子どもがいれば「1匹〇円」のバイト制もありかもしれません(win-win!)
  • ハダニ:
     乾燥した葉に多い。まずはジェット水流で洗浄。
  • ハモグリガ:
     見つけ次第爪で潰す
     ネットで成虫侵入を防ぐ方法もあるようですが、未実施です
  • 病気予防:
     風通しを良くする
  • 幹が太くなるとカミキリムシも要注意です

共生という考え方

商売でなければ、
多少虫に食べられるのは許容しても良いのかもしれません。

アゲハチョウの幼虫は、成長すれば
自宅周辺を美しく彩ってくれる存在にもなります。

ハモグリガは別の病気の予防に役立っているかもしれません(根拠はありません)

日向夏にとっては害虫かもしれませんが、これらの害虫にももしかすると良い面があるのかもしれません。物事には常に二面性があります。柑橘系の栽培は、難易度高めですが、趣味と割り切って、おおらかな心で自然を楽しもうと思います。

結論としては、人間の赤ちゃんと同じで、
心を込めて観察し、手入れをすることが大切なのだと感じています!

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柑橘系の栽培は、害虫との闘いが絶えません。少し気を許すといろいろな害虫が現れます。大切なポイントは、樹を密集させないこと、こまめに観察することです。樹が元気であれば、年始のマシン油だけでもなんとかなると、誰かが言っていました。私も年始のマシン油だけは、忘れずに毎年実践しています。すると少しずつ収穫が安定してきている印象です。

日向夏は果汁がメインの果実ではありません。白い果肉(皮)がセールスポイントです。レモン汁のようにお酒にトッピングは難しいイメージですが、甘さ控えめのフルーツとした場合は、辛口のお酒が合います(人の味覚は人それぞれですが)。日本酒度が高い辛口日本酒がマッチします。
でも、もちろんお酒は適度に控え目に!

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