一盃の余韻が残る夕暮れ、台所に立つ時間もまた、小さな散歩のようなものです。
毎日苦労されている主婦の方には申し訳ありませんが、心に余裕のあるときだけの趣味の料理です。楽しくないわけがありません。
これまでは志麻さんの料理本を参考に作ることが多かったのですが、気分を変えることにしました。youtubeを参考にしながら、という手もありますが、料理は紙に書かれたレシピの方がうまくできるような気がします。本屋に行き、三國清三シェフの本「三國シェフのすご技絶品レシピ」を手に取ります。「スーパーの食材が高級レストランの味になる」とあります。これが私の目指すところです。
三國清三シェフ
北海道出身の方で、私はこの本を手に取るまで知りませんでしたが、妻はよく知っているようです。情熱大陸にも出演したことがあるようです。この中で、不可能と思われていることに挑戦して、可能にするのが楽しいという積極的な言葉がありました。
人生楽しんだほうが勝ちという考えにも賛成です!素敵な方です。
食材の準備
本屋で本を購入した後、車の中でメニューを決定しました。そのまま隣のスーパーに食材を調達しに向かいました。
この料理レモンの酸味が絶妙でとっても美味しいので、何度も作っています。その中で、気づいたことを赤字でコメント入れています
トンカツ用の豚ロース肉を3枚、生クリーム 100mL、レモン汁 45mL、白ワイン 45mL、にんにく 1片、ガーリックパウダー、パセリを調達します。
台所で使用する食材を並べてみました。

どの食材も、いつも利用させていただいているスーパー(マックスバリュー)で調達可能でした。
調理開始!
まずは豚ロース肉の脂側の筋切をします。これをすることにより、焼いたときの反りを軽減します。筋切が浅いと反りが大きくなり、見た目が悪いので、しっかりとカットします。
塩コショウ、ガーリックパウダー、そして薄力粉を肉にまぶします。下準備完了です!肉料理は、塩味がしっかりと付いた方が美味しいので、ここで10分以上待つ時間を入れると更に美味しくなりました。
初めの面は強火から中火で焼き目をつけ、逆面は中火で焼き目をつけます。
ここで重要な特記事項があります「後でソースの中で火を通すので、焼き色をつけるだけで十分」。なるほどです。
肉を取り出して、脂をふいて、同じフライパンに、白ワイン、スライスニンニク、生クリーム、レモン汁を入れます。すぐに豚肉を戻して3~5分煮詰めます。
おおそよ煮詰まったところで細かくカットしたパセリを投入して完了!!
本の記載と実際の調理
15分で完成と記載がありますが、素人の私が準備から(食材を冷蔵庫から出すなどを含め)完成までの時間は30~40分でした。
ロース肉は2枚ですが、今回は3枚で作りました。同じソースの量で4枚でも問題なさそうです。
斬新な味わい
妻のらき子さんが、フランス料理に合うものとして、少し薄味のカレーピラフを作ってくれました。
上品な味わいで、彩りも素晴らしいです!

豚肉は、大きめの皿に盛り付けます。
生クリームはカロリーが高いので、気になる方も多いと思います。規定の半分の量でも味にはほぼ変化ありませんでした。レモンはこの料理の軸となりますので、規定量が良かったです。パセリは省略不可です!
レモンの酸味が新鮮!
一口食べるとレモンの新鮮さが口の中で弾けます。その直後にガーリック風味の肉脂のジューシーさと生クリームのコクが存在感を主張して、パセリがそれを盛り上げます。
これまで食べたことのない味と香りです!!!

カレーピラフ、料理に使った白ワインと一緒にとても美味しくいただきました。
まさにスーパーの食材が高級レストランの味になりました!
ご馳走さまでした。
三國シェフのフランス料理にはこれまで何回か挑戦しました
👉 バスクチーズケーキを焼く
👉 「鶏もも肉の黒ビール煮込み」
白ワインの残りをグラスに注ぎ、レモンの香りが残る皿を前にすると、料理は単なる食事ではなく、小さな文化の交差点のように思えてきます。スーパーの食材も、誰かの技法や言葉に出会うことで、思いがけない景色を開きます。台所で過ごしたひとときが、家族との会話を少し豊かにし、また次の一盃へとつながっていきます。そんな静かな縁の広がりが、私にとっての楽しい散歩道です。
※お酒は20歳になってから。適量を守って楽しみましょう。
アルコールの飲みすぎは、肝機能障害や手足のしびれなど様々な障害をもたらします。

