ジャズにハマって気づいた「歴史を知る」という近道
数年前から、ジャズを聴くようになりました
とくにサックスが好きで、演奏にも挑戦していますが、ジャズ特有のアドリブはなかなか思うようにいきません。
サックスを始めたエピソードはこちら
👉50の手習い ~新たな趣味に挑戦・サックスに行きつくまで~
そんなとき、どんな分野でも「歴史を学ぶことが理解への近道だ」と言われることを思い出しました。
読書で学ぶジャズの難しさと、映画という選択
そこでジャズの歴史書を何冊か手に取ってみたのですが、マニアの方が書いた本は前提となる知識が多く、初心者には少し難解です。
最近挑戦した本は、油井正一著『ジャズの歴史物語』
内容はとても興味深いのですが、登場人物がほぼ全員“伝説級ミュージシャン”
残念ながら、知っている名前は 1/3 もありません!
文章に出てきた演奏家をYouTubeで調べると、音楽と文章がつながり、臨場感は一気に増します。
ただし、頻繁に挟まるCMには少々うんざりしてしまいます(有料にすれば…という話はさておき)
「それなら、映画で体感するほうがわかりやすいのでは?」
そう考えて鑑賞したのが、今回紹介する2本のジャズ映画でした。
映画①『ニューオリンズ』(1947年・アメリカ)
1947年製作の映画『ニューオリンズ』は、ジャズ発祥の地ニューオリンズを舞台に、
トランペット奏者のルイ・アームストロングを中心とした初期ジャズの世界を描いています。
作品自体がすでに“歴史の一部”であり、
ジャズの成り立ちと同時に、当時のアメリカの空気感まで味わえるのが魅力です。
映像を通して過去を体験する感覚は、
まるでドラえもんと一緒に昔のアメリカを旅しているようでした!
映画②『バード』(1988年・アメリカ)
『バード』は、アルトサックス奏者チャーリー・パーカーの生涯を描いた伝記映画です。
監督はクリント・イーストウッド
上映時間は160分と長めですが、飽きることはありません
ときおり耳にしたことのある楽曲(自分が実際に演奏した曲 Now’s the Time など)が流れると、
「この曲には、こんな背景があったのか」と理解が深まります
演奏だけでなく、音楽家としての苦悩や生き方が描かれており、
ジャズが単なる音楽ではなく“人生そのもの”であることを感じさせてくれる作品でした。
読書と映画で、ジャズが少し身近になった
結果的にこの1週間は、
読書と映画の両方でジャズを味わう、贅沢な時間になりました
難しい理論や専門用語がわからなくても、
映画を通じて歴史や人物像を知ることで、音楽の聴こえ方が変わります
ジャズ初心者の方や、
「本だけでは理解しづらい」と感じている方には、
映画から入るジャズの世界もおすすめです!
ジャズのアドリブはコードを理解した上で、即興で曲を演奏します。演奏しながら、次のメロディーを考えながら。プロのプレーヤーは、頭の引き出しにあるメロディーで合致するものをセレクトして演奏するのだと思います。記憶力が良くない中年世代にとって、メロディーの引き出しを増やすことは簡単ではありません。
自分が発する言葉や、記載する文章は、自分がこれまで読んできた、経験した言葉がベースに存在すると言われています。そうなると、アドリブ演奏も、多くのメロディーを演奏することが必要なのだと思っています。結局は時間をかけて準備するしかないのかもしれません。
歴代のサックスプレイヤーは、お酒を飲みながら複雑なコードのアドリブを吹いているようです。自分には真似できないです・・・。

